連日の震度6 [大震災]
4月12日(火)
うちは電気が復旧しましたが
会社はどうだろうと思いながら出勤しました。
道路は余震でさらに亀裂がひろがったり隆起がひどくなっていたり
バイパスもガタガタ。
橋という橋のつなぎ目はガッタガタだから自然と大渋滞。
会社に着くと電気がついていました。
同地区に住む職員の話だと早朝6時頃に復旧したとのことでした。
断水なので水汲みにいく人。
前日の余震でめちゃめちゃになった事務所をかたづける人。
予定通りしなくてはいけない仕事をこなす人。
自宅では落ちたものはまた落ちるから
飾ったりしないで床におきっぱなしとかにしているけど
会社ではそうはいかないから
書庫にもとにもどしたり
倉庫の大かたづけしたり本当に大変。
「一か月前を思い出すよね」
「昨日は状況がまた最悪だったよね」
と、震災話をしながら各自が忙しくしていた午前中。
同僚Mさんが
「昨日○○さん(ワタシ)が家に来た時、
家族中○○さんのこと22、23歳だと思ってたんですよ!」
と言うもんだから
お肌の曲がり角で年齢を気にしていたワタシは少しご機嫌になったりして。
「暗闇って素晴らしい(笑)」
それなりに元気に頑張っていました。
お昼を食べ終わり
そろそろ通常業務も少しやりださなきゃね、という時間帯。
午後2時7分。
机にむかって座っているときに突然下からくる揺れ。
大きい!
「逃げましょ!」の声に慌てて立ち
携帯だけは絶対持って逃げなきゃ、と思い
机の上にあった携帯を握っていこうとしたら
ちょうど充電中だったので
充電器の線に体をとられもたつくワタシ。
充電器を抜き、携帯を持って、出入り口まで行こうとしても
長く続く大きな横揺れに足をとられなかなか進まない。
その時、
ワタシの背丈以上ある大きな書類棚が目の前でダ~ンと倒れました。
その倒れた書類棚が通路をふさいでしまったので
書類棚をまたごうとしたけど
思いのほか足があがらず
右足のひざ下強打。
なんとか出入り口まで行きしばらくして揺れがおさまりました。
TVをつけ情報確認。
震度6弱。津波の心配はない。
外に出てみると
向かいのお宅の玄関内で下駄箱が出入り口をふさいでいたので
同僚男子が手を貸していました。
会社に戻り、事務所内を見渡すと
ついさっき見た光景が広がっていました。
まさにデジャブ~・・・。
またかよ。。。
みんながそう思っていました。
するとだんだん何かが面白くなってきちゃって。
みんなと顔を合わせるたびに爆笑。
ワタシも頭を打たなくてすんだ危機一髪の状態だったのに
それがまたおかしくて。
それぞれの人の必死な行動を思い出すとおかしくてたまらなくて。
怖すぎて、その恐怖通り越してみんな壊れて爆笑し続けていました。
午後はまたかたづけ。
(本当は帰る気満々だったんだけど。)
この日パパは前日の余震の会社のかたづけとか
多々仕事にならなくて
午後から会社がお休みになり解散。
ちょうど家に帰って来たところだったので
またこりさんくーたんと一緒にいてあげることができました。
やはり大きな揺れに足をとられなかなか歩けなかったそうだけど
ふたりをまたキャリーに入れて安全確保してくれていました。
ワタシは定時まで仕事をし帰宅。
ワタシが帰った時もこりさんは様子がおかしかったです。
くーたんはいつも通りだったけど
地震の時はそわそわしてドキドキ震えていたって。
人生で3度も震度6を経験するなんて思ってもいなかった。
しかもこんな短期間で。。。
怖いよ。
コメント 0